第92回天皇杯・第83回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会 japan basketball association
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【レポート】Window6 敵地でイランに97-89で勝利し、FIBAワールドカップ2019出場に王手

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 FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選は4連敗のがけっぷち状態から破竹の6連勝を挙げ、本戦出場へ急接近中のAKATSUKI FIVE 男子日本代表チーム。アジア地区2次予選も残すはあと2試合となり、いずれも敵地での厳しい試合が続きます。2月21日(木)、Window6初戦はグループF2位のイランと対戦。フィールドゴール成功率60.71%(34/56本)と高い精度でシュートを決めた日本が97-89で勝利。7勝4敗でイランに並んだ日本は、直接対決で2連勝したことで順位を入れ替えて2位に浮上しました。

 日本のエース#6比江島慎選手(栃木ブレックス)は、第1クォーターに放った全てのシュートを決め、12点を挙げてチームを引っ張ります。フリオ・ラマスヘッドコーチは積極的にメンバー交代し、コートに入った選手がすぐさまそれぞれの役割に徹し、活躍を見せます。オフェンスリバウンドを獲られ、苦しい場面もありましたが、それを凌駕するオフェンス力でリードを保ち、前半は55-45と二桁得点差をつけて折り返します。後半に入っても日本はシュートタッチ良くリードをキープ。終盤にターンオーバーが続き、ヒヤリとする場面もありましたが、1度もリードを奪われることなく97-89で逃げ切り、FIBAワールドカッ2019出場に王手をかけました。

 勝因はオフェンスであり、#22ニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)26点、#6比江島選手24点、#15竹内譲次選手17点、#24田中大貴選手10点(ともにアルバルク東京)と4選手が二桁得点を挙げています。しかし、日本が国際大会に勝つためにはディフェンスが重要であり、ラマスヘッドコーチも「ディフェンスはまだまだ改善できる」と話しており、最終戦のカタール戦へ向けて修正が必要です。

 あらためてFIBAワールドカップ2019への出場権は、各グループの上位3チームとグループEとFの4位同士(※)の勝率等が上回ったチームに与えられます。現在グループF2位の日本ですが、フィリピンがカタールに勝利し、6勝5敗と1ゲーム差に迫られたため、今日の時点ではまだ出場権を得られていません。
(※開催国であり、すでに出場権がある中国がグループE4位以内にいる場合は、グループE5位が対象となります)

 もう一つのチャンスとして、2月22日(金)の深夜2:30(日本時間)から行われるグループEのヨルダンvs中国戦で、ヨルダンが敗れると日本のFIBAワールドカップ2019出場が決まります(※中国を除く両グループの4位争いに対し、日本がいるグループF4位チームの勝率を上回れなくなるため)。ヨルダンが勝利しても、日本が最後のカタールに勝てば文句なく出場が決まり、それに向かってすでに気持ちを切り替えて移動の準備をはじめています。

 2017年11月24日からスタートし、1年3ヶ月に及ぶ長丁場のアジア地区予選も次が最終戦です。アウェーでの連戦となるカタール戦は、2月24日(日)日本時間23:30ティップオフ。この試合の模様は地上波フジテレビにて23:15より生中継されます。世界に挑むためにも負けられないラストゲーム。日本一丸となってAKATSUKI FIVE 男子日本代表へのご声援をお願いします。

■試合後コメント

フリオ・ラマスヘッドコーチ
「まず本日の勝利はとても嬉しいです。しかしながら、まだワールドカップ出場が決まったわけではなく完全に喜んでいるわけではありません。今できることとして冷静に次の試合の準備をしようと思います。
今日の試合内容は40分間エクセレントでした。比江島選手、竹内譲次選手、ファジーカス選手の3人が特に輝きを放つプレーをしてくれました。さらに、田中選手も常にチームのことを考えたプレーをし、太田(敦也)選手(三遠ネオフェニックス)もベンチスタートから素晴らしいプレーをしてくれました。全員がチームのためにプレーしたことが本当に良かったです。このチームを誇りに思います。しかし、ディフェンスはまだまだ改善できるので、次の試合までに準備していきます」

比江島慎選手
「ファジーカス選手にマークが集中することの予測ができていたので、自分が引っ張っていかなければならないと思っていました。試合を通して相手チームに苦しめられる厳しい時間帯もありましたが、苦しい中でも自分自身のプレーをすることができたことが良かったです」



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